原発災害に関して、ネット上はもとより、身近な人たちの間にも流言が流れています。専門機関の発する正確な情報に従いましょう。
放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/index.shtml
福島県内にいる家人からのメールによると、報道の通り、被災地には特にガソリンがありません。ゴミ収集車も、ガソリンがないので収集をやめています。郵便も郵便配達車のガソリンがないため、配達されていないようです。つまり倒壊を免れた家で震災後の生活をする人にも、物資は何も届かないため、何も送ることができないのです。加えて、放射能の恐怖もあります。でも、家族は、「大丈夫だから」とメールしてきます。
田舎は、車がないと移動できません。スーパーが開いても、車がないと行けません。
東京に住む友人の話では、東京のスーパーでは、まるでオイルショック時のような買い占めが起きているとのこと。ガソリンスタンドにもマイカーの長蛇の列だとか。東京は被災していません。電車もあります。なのに、集団不安心理からでしょう、こんな殺伐とした状況も起きています。被災地でもない東京の方が、パニックを起こしているように見えます。
東北の冬は、東京の冬の何倍も寒いのです。そんな中、自宅や家族を失くしても助け合っている被災者の方々、危険を承知でこれ以上の原発事故が進まないように手を尽くしている方々、懸命に救助にあたっている方々が本当にたくさんいます。同じ日本人なら、自分のどんな行動が彼らを追いつめるのか、どうすれば苦しんでいる人の助けになるのか、想像してほしいです。