中嶋しいさんは、数々の賞を受賞されている画伯です。軽井沢でしいさんの個展があるときき、ワクワクしながら行って来ました! 個展の情報はしいさんのブログをご覧ください。
遺跡とオリンポスの草花と古代文字という、私にとって本能的にそそられるものたちがテーマの作品群に会えるのを待っていました。作品を目の前にして、胸の奥がじぃぃぃんと感動。手元に置きたくて、複数購入しました(写真の作品とは異なります)。
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私は、石や鉱物というのは、時間を超えてそこに在り続けるため、過去と現在と未来の出来事(当時の人々の感情や風景を含む)を同時に記憶しているタイムカプセルのような存在だと思っています。
古代から現在まで変わらずにその土地に咲く草花は、人同様に輪廻転生を繰り返しており、だからその時々の記憶も人同様に数え切れないくらい解放し続けて現在を生きているもの。
文字は、たとえ現代人が解読できなくても、いつの時代に刻まれたものであっても、人が誰かに何かを伝えるためのコミュニケーションツールです。
この別々の異なる時間に生きる3つのものが同時に交わる世界を、しいさんの感性がどんなふうにとらえて表現してくれるのか、ずっと待っていたのです。
個展の後、しいさんを拉致し(笑)、私のシマの(言葉が悪い・・・)八ヶ岳高原へとドライブしました。ディナーをとりながら、いろんなお話を伺うこともできて、楽しかった~。その後も感動的なことがあり、思い出深い再会となりました。
これから、しいさんの世界がどんなふうに広がっていくのか、ひとりのファンとして楽しみでなりません。
人との出会いって、何よりの宝です。