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やらなきゃいけないことはたくさんあるのですが、暇さえあれば、外に出て野良仕事をしてしまう毎日・・・。
ここには、日本版ハーブが自生しています。タイムそっくりのイブキジャコウソウは、その香りも使い方もタイムとほぼ同じです。西洋ノコギリソウはヤロウのこと。スカンポは、ハーブのソレルと仲間ですが、違うものです。種で売られているフレンチソレルは栽培種です。ここに自生しているのは、見た目もたくましい山菜の、ザ・スカンポとでもいうべきもの。調理もしますが、私は時どきその茎を生のままバキっと折ってかじります(笑)。
最近では、クマザサの新芽もするっと抜いてかじります。甘くておいしいです。クマザサは、青汁の原料のひとつとして使用されていますね。栄養豊富です。気づかずに虫も一緒に食べちゃったことも何度かありますが、死にゃーしません。

元々、そうした日本古来の野草や西洋のハーブに興味はあったのですが、ここに戻ってきたら、さらに深く学びたくなりました。だって、カモミールは、レメディChamだし、ポットマリーゴールドはCalen、ルウはRuta、ヤロウはMill、etc・・・、レメディだけではなく、マザーチンキになっているものも多いのです。どうせ学ぶなら本場でメディカルハープのことを学びたいと思って調べたら、英国の大学で4年間勉強しなければならないとわかり、挫折しました・・・。

とりあえず、庭で何種類かのハーブを育ててみることにします。数年前にも何種類か植えてみたのですが、ここは気候が厳しくて、ミントもレモンバームもゴワゴワで縮れた葉っぱに変容しいつのまにかなくなり、ローズマリーもイングリッシュラベンダーも冬を越せずになくなりました。一年草だと、苗から、しかも植え付けを6月以降にしないと育ちません。かろうじて残ったのが、ベルガモットと、下のオレガノ。写真には野草のオカトラノオも混じっています。この地に自生しているヤロウや和製タイムに関しては心配いりません。

というわけで、庭は、自生している山野草とこの土地でも生き残れるハーブだけで作っていくことにしました(セイジとイングリッシュラベンダーはもう一度挑戦したいなあ)。地味ですが、私の身の丈に合っています。多くが食べられるし、ハーバルバスやリースや石けん等、様々に利用可能だし。あれこれ利用法を考えるだけでも、楽しいですよね。

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家の近くには沢があります。ふだん水は涸れていて、雨と雪解けの時にだけ流れる沢です。すべて自然石で作られています。で、その近くには山葵や三つ葉が自生しています。
これも私の食料です。
あれ? 植物の話題のはずが、食べ物の話になっちゃったな~。

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