10月上旬に、八ヶ岳でヒプノセラピーの日程を予定しています。はっきり決まりましたら、改めてお知らせしますね。
今年の夏は、ほとんど福島滞在です。前回八ヶ岳に戻った時は、福島が34℃だったのに比べ、八ヶ岳は24℃でした。10℃違うところを行ったり来たりしていると、さすがに体調を崩しやすくなりますが、私は意地でも崩しません(笑)。
福島の実家では、あの8月の気が狂ったような暑さの中でも、まったくと言っていいほど、冷房をつけずに過ごしました。朝晩には、窓から涼しい風が入るので、多少の寝苦しさはあるものの、過ごせるのです。が、放射能も入ってきます。窓をあけているので、線量は家の中でも外と同じて゜す。
福島にいない人で、放射能の恐怖を持っている人は、なぜ窓を閉めて冷房だけにしないのか、と不思議がるでしょう。
でも、それは、福島にいないから、ここでずっと暮らさないから、言えることです。
自然の風の心地よさや虫の鳴き声は、変わっていません。空気という最も大切なものが変わってしまったからこそ、変わらないものの大切さを、刹那刹那に感じたいと思うのです。たぶん、これは人の本能なのでしょう。
線量の心配をしなくてもいい場所にいて、理想論を言い、経済的な痛みすら負わずに何かを批判したり決めつけたりすることは、たやすいです。でも、そこに暮らす人の本音を理解したいのなら、せめて一年間はその環境に身を置き、身銭を削って生活をし、自分の心と体と五感を使うべきだと思います。その後でも、はたして同じことが言えるかどうか・・・・・・。
昨日、雨が降りました。線量は、毎時0.27マイクロシーベルトでした。晴れている時よりも、確実に線量が上がります。これは、何を意味するのでしょうか。