散歩の時に出会ったホンシュウジカです。後ろの子がまだやや小さいので、親子かな。「誰? 誰?」という目で私を見ています。
2頭だと思ったら、群れで横切り、林へと入って行きました。5頭くらいの群れでした。散歩の時にはよく鹿に会います。家の庭にも来ます。可愛いのですが、増えすぎた鹿による害も年々増えています。
野草を食い荒すばかりでなく、木々の樹皮も剥ぐように食べてしまいます。樹皮を一周くるりと食べられてしまうと、木が死んでしまうのです。
この日は、家の前で野ウサギにも会いました。鹿のように止まっていてはくれず、出会い頭の一瞬、「あ! 見られちゃった」と目を合わせて逃げていってしまいました(笑)。絵本ピーターラビットのような茶毛の結構大きなうウサちゃんでした。数年前までは狐ばかり見かけていてうさぎを見かけることはほとんどなかったのですが、この様子だと、どうやら、天敵の狐が減ってうさぎが増えてきているようです。狐とウサギの数は反比例するのです。数年単位で増減が入れ替わると聞いています。
今の季節にはコナシの花が一斉に咲き誇り、あたり一面、花の清らかな香りに包まれます。下の写真は裏庭のコナシ(白い花)です。
梨の原種で、秋になると小指の爪先ほどの薄桃色の実をつけます。梨の香りのするこの実は、果実酒にできます。毎年この時期は仕事で東京にいて山には来れなかったのですが、今年からは思う存分堪能し、果実酒も作れます! うれしい。
これから夏に向かって咲く野バラの実は、乾燥させて、いわゆるローズヒップにします。考えるだけで、ワクワクしてきます。こう書くと、原種のものばかりですね。
私もなんだか毛深くなってきた気がするな~(笑)。