年々涙もろくなっている気がする。NHKの朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」を見ていたのだが、毎日感動して泣いていた。じわぁっと涙が出ちゃってた。
愛犬のノリタマが天使になったときも、私を心配して駆けつけてくれた友達に抱きついて泣いたっけ。あれからしばらくは、何もなくてもなぜか友達に抱きつきたい衝動に駆られて困った。癖になったみたい。ははは~
この経験から感じたことがある。悲しくて泣くときは、一人よりもそれを共有してくれる誰かと抱き合って泣いたほうがいい。外国人が抱き合って泣くように。一人で耐えるより、悲しみの重さが軽くなるのだ。
私にとって魅力的な人間とは、高学歴でもお金持ちでも地位・名声のある人でもない。人の苦しみや悲しみを理解でき、同時に人の喜びを共に喜べる人である。人のために涙を流せる感性は、けっして失ってはいけない。