先日お越しくださったM.H.様からメールをいただきました。
M.H.様のご快諾の上、メールの内容(一部)を皆様とシェアさせていただきますね。
M.H.様、ほんとうにありがとうございます!

M.H.様は、ずっとご自分に自信が持てず、いつも誰かに気を遣って生きてきました。そうしているうちに、ご自分がどんな人間なのかがまったくわからなくなってしまったと言います。

ものの本を読んだりして、ありのままの自分を受け容れることが大事だとわかっても、肝心の「ありのままの自分」がわかりません。それでも、なんとかご自分を認めようと試みましたが、心の底ではご自分を認めていないため、少し時間が経つと、「自分はダメ人間」という自己レッテルに飲み込まれる日々・・・・。それを何年も繰り返してきたそうです。

とても苦しかったと思います。

私には、M.H.様の気持ちがよくわかります。そして、その苦しい気持ちをどうにかしたくても、どうすればよいのか根本的解決の糸口がみつからないままもがいている方も、けして少なくないのではないかと感じるのです。
「ありのままの自分」って、何?
どうしたら自分を受け容れて楽になれるの? と。

M.H.様は、以下の2通のメールの後にも、もう1通メールをくださいました。そこには、喜びも苦しみも含めて、ご自分の気持ちを素直に感じながら、ごく自然にそれを受け容れている変化が綴られていました。
セラピー後のわずかな時間でこんなに変化が現れるとは思っていなかったこと、そして、掲載されるメールが自分と同じように苦しむ方の眼に触れたなら幸いです、と結んでくださっていました。

セラピー前のカウンセリングの結果、まずは前世療法をご希望されましたが、表面に突出して現れているトラウマをどうしてもすくいとっておきたかったため、少しの時間ですが、現世でのトラウマ解放の催眠をし、そのあとで前世療法に入りました。
M.H.様には中国留学のご経験がある点と、“ドロシー”さんが前世でのお名前だという点を付け加えておきます。

 

【M.H. 様 ヒプノセラピー体験談】

(セラピー当日、帰宅後すぐにくださったメール)

今日はありがとうございました。長い時間をかけて丁寧にセラピーをして頂き本当に感謝です。
中国にいた頃の自分にかけた言葉や、何よりドロシーに会えたことで心の中の何かが動いた気がしています。今はまだ何だか夢を見ていたような不思議な感覚ですが、今日感じたあの感じはすごく大切にしていきたいと思います。

(翌日にくださったメール)

あれから自分が自分であることの素晴らしさ、ということの意味が頭の中に浮かんできて、その時はそのままぼんやり考えたりしてます。
自分らしさがない自分でも、そんな自分でも大丈夫なんじゃないか、何となく自分は大丈夫な気がする、と今は思えています。今まで無理やり何度もそう思っては苦しかったけれど、今は穏やかな気持ちでそう思えているのがなんだか不思議です。

仕事も人生も、目標がなきゃダメだと、そして向上心がなくて何の目的もなく生きてる自分が嫌だし不安だったけれど、ただ今をひたすら歩き続ければ、行くべきところに行けるのではないかなと思ってすごく安心しています。
自分はそれでいいな、って思います。ドロシーが教えてくれたことが、自分の口から出て自分の耳に届いたということがなんだかとっても不思議な感じです。

前世の扉を選ぶ時、私には他の扉がモヤモヤして形が見えなくて、あのささくれ立った扉しか選びようがなかったのですが、常世先生の言っていた通りドロシーは今の私に会いたいと思ってくれていたんだと、すごく感じます。
今のこの穏やかな気持ちが、しばらくしたらまたどっかに行っちゃうんじゃないかと怖くなっているところもあるけど、でもそこに気づけました。見えないものや、あるかどうか、起こるかどうか分からないものを恐れるのはやめて、今のこの気持ちを大切に感じようと思います。

そういえば、あの日の帰り道に見た空は、夕焼けですごくきれいなピンク色の雲が広がっていました。催眠中に見た雲の上の景色にそっくりでした! 写真を撮っておけば良かったととても後悔しています…。でも絶対に忘れません^^
時間をかけて、本当に丁寧に優しく催眠の誘導をして下さり本当にありがとうございました。録音を聞けば聞くほど先生への感謝の気持ちが溢れてきます。
しばらくして時がきたらまたぜひ伺わせて下さい。

これからの変化や、知らなかった自分の発見とか、楽しいことの発見を楽しみにしています。
そして何か困ってしまった時には、その時もまたどうぞよろしくお願いします。

(M.H.様 長野県)

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